NEM公式ウォレット「NANO WALLET(ナノウォレット)」の登録方法や疑問点を詳しく解説

NEM公式ウォレット「NANO WALLET」のデスクトップ版を導入

モバイル版のウォレットもあるが機能が少ないので、今回はデスクトップ版の導入をしてからモバイル版とウォレットを紐付けする方法を解説していく。

ダウンロード

https://www.nem.io/install.html

上記のリンクに飛び、赤線で囲ったボタンから自分の使っているOSを選び、ダウンロードする。

インストール

インストールはダウンロードしたZIPファイルを解凍するだけでOK。
「NanoWallet」というフォルダができると思うが、それ自体がアプリケーションのようになっているので中身は弄らないようにしよう。

色々とファイルがあるが、Windowsの場合は「NanoWallet.exe」というファイルをクリックで起動できる。

表示言語を設定しよう

画像の赤線で囲ったボタン(右上)から表示言語の変更ができる。日本語も用意されているのでお好みで日本語に変えよう。

ウォレットの開設

右上の「アカウントの作成」から新規ウォレットの開設ができる。
今回はシンプルウォレットでの開設をする。

ウォレットの管理の仕方は3つ選べる。3つの違いはどれも「秘密鍵をどのように生成するか」だと思われる。
この記事ではシンプルウォレットでの開設を行うが、3種類の違いを軽く説明する。

シンプルウォレット

ブラウザが機械的に秘密鍵を生成する。
「Web Cryptography API」という暗号化の仕様を用いて秘密鍵を生成する。
この仕様は署名などで使われることを想定したAPIなので信用度は大きい。

ブレインウォレット

パスフレーズを用いて秘密鍵を生成する。
パスフレーズとは単語をスペースで区切ったフレーズを使う方式だ。

例:

normal drubbing aileron notate germinal rundown
butchery herpes maggoty remote arsenite gesso
fewness hipped allseed steady redoubt stoup

これがパスワードの代わりになる。パスワードより長く日本人にとっては扱いにくいが、パスフレーズから秘密鍵を生成するので秘密鍵を無くしてしまってもパスフレーズを覚えていれば秘密鍵の復旧が可能である。

プライベートキーウォレット

恐らく、秘密鍵を手動で入力するタイプだと思われる。


基本的には他のWebサービスの登録と似たような感じで、ID(ウォレット名)とパスワードを入力する形になる。
ネットワークというのはどのトランザクションネットワークを使うか選ぶ欄だと思われる。わからなければデフォルトで選択されている「Mainnet」のままでOKだ。
(「Mainnet」はBitcoinがメインで使っているネットワーク。)

必要な情報を入力し「シンプルウォレットの作成」を押すと次に進む。

ウォレット情報のバックアップ

作成ボタンを押すとバックアップの画面が出るはずだ。

この画面でバックアップできる「ウォレットファイル」と「プライベートキー」はわからなくなるとウォレットの復旧ができなくなるためしっかりとバックアップをする必要がある。
仕様上、問い合わせなどでの復旧もできないので注意しよう。
パスワード、ウォレットファイル、秘密鍵をセットで紙媒体へのプリントアウトを推奨する。

バックアップとウォレットファイルのダウンロード(Chromeだと「ダウンロード」というファイル名でダウンロードされているかもしれない)が終わったら同意確認のチェックボックスにチェックをして次に進もう。
ウォレットファイルが上手くダウンロードできなかった場合は「ウォレットファイルの表示」を押して出てきた文字列をテキストエディタなどにコピーし、拡張子「.wlt」で保存しよう。

ログイン

「ウォレットの選択」から自分のウォレット名を選び、パスワード(秘密鍵ではない)を入力するとログインができる。
ウォレットの選択に自分のウォレット名が無い場合は「ウォレットをインポート」ボタンからさっきダウンロードしたウォレットファイルをインポートしよう。

また、ブラウザがプライベートモードの場合はローカルストレージが機能せずにログインがうまくいかない可能性がある。
ローカルストレージとはCookieと似たような物で、ブラウザに情報を保管しておく機能だ。NANO Walletではウォレットファイルを毎回インポートしなくても済むように、一度インポートしたウォレットファイルをローカルストレージに保管してログイン時に利用している。

ログイン後、アカウント設定の確認が必要になった場合は右上のボタンから確認できる。
ログインすると色々とできるようになるが、この記事では割愛する。

デスクトップ版で作成したウォレットをモバイル版でも使う

インストールと起動

https://www.nem.io/install.html
モバイル版のアプリケーションもこちらのリンクからダウンロードできる。

筆者はiPhoneを使っているのでiPhoneアプリケーションでの解説をする。

起動をするとパスワードの設定を求められるが、これはウォレットのパスワードではなく、モバイル端末を落とした際などに第三者がアプリケーションの起動をできないようにするための物だ。

ウォレットの追加

起動したら「アカウントを追加する」からデスクトップウォレットの方で作ったアカウントを追加してみよう。

今回は「QRコードをスキャン」でウォレットの追加をしてみる。

一度デスクトップウォレットの方に戻り、アカウント設定の「ウォレットをQRでエクスポート」ボタンからQRコードを作成しよう。

QRコードが表示されたらモバイル端末の方に戻り、「QRコードをスキャン」を押すとカメラモードに切り替わるので、QRコードを読み取ればウォレットの追加が完了される。

コメント

もっと読み込む

Cocco

ブロックチェーン技術に興味があります。ETHなどのアルトコインに付随する技術、暗号化、etc...。Webの技術にブロックチェーンを活かしたいです。 NEM5円の時に参入しました。

関連記事